キャリアセンター ここだけの話!?

就活準備3要素「志望動機、自己PR、力入れた事」

都内・某共学大進路指導担当
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 実態としては「守られていない」と言われていても、2019年春卒業予定の学生の公式的な就活解禁は3月1日である。私たち大学の就活支援部門の職員も、その日に備えて「臨戦態勢」を整えている。就活を「戦争」にたとえるのは、あまりよくないが、それが現実だ。

 現在は「2月中にできることを確実にやるように」とアドバイスしている。具体的には、まず、応募する業界や企業を絞り込むことを助言している。「志望業界は絞らなくてもいい」という考え方もあるが、手あたり次第にたくさんの業界に応募するより、業界を絞って狙うほうが、エントリーシートの志望動機も書きやすいし、面接対策も効率よく進められるからだ。

 企業の採用担当の人たちに話を聞くと、「就活生の業界研究や企業研究が不十分なため、がっかりすることが多い」という。「なぜその業界か、なぜその企業なのか」という問いに対して、きちんとした答えが返って来ないため、「本気でうちの会社に入りたいのか、不安になることがある」そうだ。

 採用担当者がそう見ているのであれば、逆に対策は立てやすい。わかりやすく言えば、時間が許す限り、ひたすら業界研究と企業研究をさせればいい。エントリーシートの添削や模擬面接は、私たちのいわば「専門分野」なので、その中で一緒に業界研究や企業研究を深掘りしていくことになる。

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都内・某共学大進路指導担当

東京都内の共学の大学の「キャリアセンター」に勤めるベテラン大学職員。大学生の就職活動の支援や、進路指導を担当している。