自動車不正リポート

「無資格検査で再リコール」スバルになお残る懸念材料

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スバルの群馬製作所・本工場の正門=2017年4月2日、阿相久志撮影
スバルの群馬製作所・本工場の正門=2017年4月2日、阿相久志撮影

日産、スバル無資格検査の影響(2)

 2月8日、大手自動車メーカー、SUBARU(スバル)の2017年4~12月期決算発表が行われた。この席で、無資格検査問題にからむ追加リコール(無料の回収・修理)が発表された。追加リコールも含め、無資格検査問題の対応費用が従来公表していた100億円から250億円に膨らむことも明らかにされた。いったい何があったのか。

 スバルは無資格検査の発覚直後の昨年11月、約40万台を対象とするリコールを国土交通省に届け出た。ところが、その後の弁護士による調査で、完成検査員が、本来受けなければならない教育を受けずに登用された疑いが出てきた。同社は検査員に改めて講習を行ったが、その間に検査を行った車について、「登用資格に疑いがある検査員が完成検査を行った」ことになった。

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長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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