ニッポン金融ウラの裏

「ごまの産地化、希少野菜」地方金融が触発した独創性

浪川攻・金融ジャーナリスト
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内閣府から表彰を受ける各金融機関の代表者
内閣府から表彰を受ける各金融機関の代表者

 内閣府は2月、2017年度の「地方創生に資する金融機関等の特徴的な取組事例」をとりまとめて公表した。15年度から始まり、今回は3回目となる。金融機関が関与した地方活性化の努力が各地で行われており、なかには独創的な取り組み事例もある。興味深い内容である。

 今回、各地の金融機関から内閣府に寄せられた事例は1078に及ぶ。そのなかから予備審査で選定した139の事例について、地域への効果、自立性など7項目で評価した。

 最終的に選び出されたのは42の事例だ。これに関与した金融機関は55金融機関である。業態別の内訳では…

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浪川攻

金融ジャーナリスト

1955年、東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカーを経て、金融専門誌、証券業界紙、月刊誌で記者として活躍。東洋経済新報社の契約記者を経て、2016年4月、フリーに。「金融自壊」(東洋経済新報社)など著書多数。