キャリアを築くヒント

自分のキャリアをひらくための「怠慢のすすめ」

細川義洋・ITコンサルタント
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 山積する仕事がありながらも時間を作って勉強したり、人脈作りをしたりして、自分のキャリア形成に役立てる人がいます。私自身もそれができていると自負しています。40代半ばで会社を辞めましたが、政府の仕事に関わりながら執筆活動もする今の状況は、キャリアの観点で及第点だと思っています。

 こうしたことができたのもチームリーダーを務めていたキャリア中盤の30代後半に、会社内で自分自身が満足できる仕事をしながら、自己研さんの時間を持つことができたからです。今回はその工夫を紹介します。

 日々の仕事に時間や体力をめいっぱい使っては、自己研さんをすることはできません。私も30代半ばまでは、そんな日々の繰り返しでした。月100時間超の残業で、自分の心身が徐々に擦り減っていくのを感じていました。

 「このままでは人生が面白くない」と思い、ある時から残業時間を「強引」に減らしました。そして積極的に社外の勉強会に参加し、メディアで執筆する機会ができて、現在のキャリアにつながりました。

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細川義洋

ITコンサルタント

1964年、神奈川県生まれ、立教大学経済学部経済学科卒。NECソフト(現NECソリューションイノベータ)、日本IBMでシステム開発やコンサルティングを行う。著書に「なぜ、システム開発は必ずモメるのか?」「IT専門調停委員が教える モメないプロジェクト管理77の鉄則」(日本実業出版社)などがある。