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トーンモバイルがiPhone用SIM月1500円の勝算

石野純也・ケータイジャーナリスト
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iPhone用のSIMカードはトーンモバイルが開発したアプリと組み合わせて利用
iPhone用のSIMカードはトーンモバイルが開発したアプリと組み合わせて利用

 子供やシニア世代をターゲットに、自社で端末開発まで手掛ける“異色の格安スマホ事業者”として知られるトーンモバイルが、iPhone用のSIMカードを4月から販売する。

 SIMカードの単体販売が一般的だった他の格安スマホとは異なり、トーンモバイルではこれまで、自社開発の端末と通信サービスをセットで取り扱ってきた。SIMカードの提供を始める背景には、iPhoneのシェアが高い若年層をさらに取り込みたいという狙いがある。

 調査会社MM総研によると、2017年のiPhoneの日本の出荷台数は1558万9000台で、スマホに占めるシェアは48.7%と約半数を占める。一方で年代別に見ると、学生のシェアはより高く出る傾向にあり、調査会社MMD研究所が1月に発表したデータによると、高校生では64.5%がiPhoneを使用している。

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。