保険選びの相談室

保険を勧められた21歳大学生への大切な「お金の話」

岩城みずほ・ファイナンシャルプランナー
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 先日、大学生に「マネーセミナー」をする機会があり、21歳の大学生A太さんから「保険にはどう入ればよいですか。絶対に必要ですか」と質問を受けました。話を聞くと、保険会社に就職した先輩から、「若いうちに入れば安い保険料で一生涯の保障が持てて安心」と貯蓄性のある死亡保険と終身の医療保険を勧められたと言います。

 たしかにA太さんの年齢では保険料が安くなります。A太さんは死亡保険の保険料や保障内容を詳しく覚えていませんでしたが、例えば60歳満期で老後資金がたまり、死亡保険金500万円の保険であれば、保険料は月8000円ほどでしょう。

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岩城みずほ

ファイナンシャルプランナー

CFP認定者、オフィスべネフィット代表、NPO法人「みんなのお金のアドバイザー協会(FIWA)」副理事長。金融商品の販売によるコミッションを得ず、中立的な立場で顧客の利益を最大限にするコンサルティングを実践し、講演や執筆活動も行っている。著書に「人生にお金はいくら必要か」(共著、東洋経済新報社)、「やってはいけない!老後の資産運用」(ビジネス社)などがある。