経済プレミア・トピックス

訪日外国人客の急増で「夜遊び消費」を掘り起こせるか

宇田川恵・毎日新聞夕刊編集部記者
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夜も外国人が多く訪れるディスカウントストア、ドン・キホーテ新宿歌舞伎町店=2018年2月5日筆者撮影
夜も外国人が多く訪れるディスカウントストア、ドン・キホーテ新宿歌舞伎町店=2018年2月5日筆者撮影

 日没から翌朝までの消費を呼び起こし、経済を活性化させようとする動きが広がっている。名付けて「ナイトタイムエコノミー」。訪日外国人旅行客の増加を受け、夜の市場をもり立てようという狙いだ。「夜遊び消費」は定着するか。

 「夜を持て余している外国人は大勢いるのに、お金を使う場所がない。日本の夜間市場のポテンシャルは高いのに、ほぼ手つかずという残念な状況です」。そう語るのは消費問題に詳しい日本経済大教授の西村尚純だ。

 2017年の訪日客は過去最高の約2869万人で、前年より約2割も増えた。だが、訪日客1人当たりの消費額は前年より1・3%減の約15万4000円と、逆に伸び悩んでいる。

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宇田川恵

毎日新聞夕刊編集部記者

1990年、毎日新聞社入社。奈良支局、大津支局、大阪本社特別報道部などを経て、99年から東京本社経済部。証券、流通、経済産業省、国土交通省などを担当。西部本社経済部デスク、東京本社生活報道部デスクを経て、2015年5月から現職。消費や住宅、観光など身近な経済・社会問題から、政財界人、芸能人インタビューまで幅広く取材している。