ダイソン創業者のジェームズ・ダイソン氏=2014年9月4日、高橋直純撮影
ダイソン創業者のジェームズ・ダイソン氏=2014年9月4日、高橋直純撮影

IT・テクノロジー知っておきたい電気自動車

ダイソンが開発中の「既存車と根本で異なるEV」とは

村沢義久 / 環境経営コンサルタント

 世界の電気自動車(EV)業界には異業種からの参入が相次いでいる。掃除機や空調家電のメーカーであるダイソン(イギリス)が、2020年までに「他社のものと根本的に異なるEV」を製造すると発表。グーグルやパナソニックも自動運転実験用に電気自動車を作っている。

 異業種参入の中でもインパクトが大きそうなのがアップル。正式発表ではないが、電気自動車開発プロジェクト「Project Titan」が14年に始まったことは公然の秘密だ。日本勢では、ソニーが17年10月に独自開発したAI(人工知能)対応の電気自動車の試作車を発表し、今後が注目されている。

 世界の2大電気自動車メーカーであるテスラと中国・BYDも共に03年設立の新規参入組だ。テスラの創業…

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村沢義久

村沢義久

環境経営コンサルタント

1948年徳島県生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院工学系研究科修了。スタンフォード大学経営大学院でMBAを取得後、米コンサルタント大手、べイン・アンド・カンパニーに入社。その後、ゴールドマン・サックス証券バイス・プレジデント(M&A担当)、東京大学特任教授、立命館大学大学院客員教授などを歴任。現在の活動の中心は太陽光発電と電気自動車の推進。