保険選びの相談室

医療保険「健康祝い金」保障にプラスで一石二鳥なの?

岩城みずほ・ファイナンシャルプランナー
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 会社員A代さん(34)は独り暮らしで、年収は手取り300万円ほどです。月2万円を目標に貯蓄していますが、現在の貯蓄額は約150万円です。これまでは保険の必要性を感じながらも、加入はしていませんでした。

 しかし30代も半ばになり、万が一病気になった時に金銭的な不安を感じ、女性特有の疾病に対する保障が手厚い終身医療保険への加入を検討し始めました。ひかれているのは「健康に過ごせば5年ごとに健康祝い金が受け取れる」とうたう保険です。健康祝い金の出る保険なら損はないだろうと、私のところに相談に来ました。

 検討中の保険は、乳がんなど女性特有の病気や妊娠、出産時のトラブルで入院した場合、治療費などの基本保障に加えて入院給付金が上乗せして支払われます。

 保険のウリの一つが「健康祝い金特約」です。対象期間に継続して10日以上の入院をしなければ、5年ごとに10万円が最長90歳まで何度でも支払われます。保険料は月6533円です。

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岩城みずほ

ファイナンシャルプランナー

CFP認定者、オフィスべネフィット代表、NPO法人「みんなのお金のアドバイザー協会(FIWA)」副理事長。金融商品の販売によるコミッションを得ず、中立的な立場で顧客の利益を最大限にするコンサルティングを実践し、講演や執筆活動も行っている。著書に「人生にお金はいくら必要か」(共著、東洋経済新報社)、「やってはいけない!老後の資産運用」(ビジネス社)などがある。