ニッポン金融ウラの裏

「マネロン対策」銀行が仮想通貨関連業者を避ける理由

浪川攻・金融ジャーナリスト
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 金融庁に仮想通貨交換業者として登録申請中の「みなし業者」が、登録申請を取り下げる動きが相次いでいる。みなし業者であるコインチェック(東京)が1月下旬に巨額の流出事件を引き起こして以降、金融庁は登録業者への体制整備を求める一方、みなし業者への登録審査を事実上、厳格化しているからだ。

 そればかりか、この先、仮想通貨交換事業に新規参入しようとしても、難しい状況となっている。その裏には、仮想通貨を扱う企業に対する銀行業界の姿勢がある。その動向を報告する。

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浪川攻

金融ジャーナリスト

1955年、東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカーを経て、金融専門誌、証券業界紙、月刊誌で記者として活躍。東洋経済新報社の契約記者を経て、2016年4月、フリーに。「金融自壊」(東洋経済新報社)など著書多数。