子会社で検査データの改ざんが発覚し、記者会見にのぞむ東レの日覚昭広社長(左端)ら=2017年11月、今沢真撮影
子会社で検査データの改ざんが発覚し、記者会見にのぞむ東レの日覚昭広社長(左端)ら=2017年11月、今沢真撮影

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「改ざん有無は公表せず」東レ最終報告に残る不信感

編集部

 子会社の品質データ改ざんが発覚した東レは3月30日、改ざん問題を受けてグループ全体を調査した結果、法令違反や製品の安全性にかかわる事例はなかったと発表した。しかし、品質データ改ざんが行われた新たな事例があったかなかったかは明らかにせず、あいまいさが残る公表内容となった。

 東レは2017年11月、自動車用タイヤの補強材などを製造する子会社の東レハイブリッドコード(愛知県西尾市)が製品の検査データを改ざんしていたと発表した。法令違反はなく安全上の問題もないことから公表していなかったが、インターネットに書き込みがあったことから「うわさがひろまってはまずい」との判断で公表した。そして、他にも不正がないかグループ全体を調査し、3月をめどに結果を発表するとしていた。

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長く経済分野を取材してきた今沢真・毎日新聞論説委員を編集長にベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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