藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」

紛争の地「コソボ」は想定外の発展をとげていた

藻谷浩介・地域エコノミスト
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家族連れでにぎわうプリシュティナの独立広場(写真は筆者撮影)
家族連れでにぎわうプリシュティナの独立広場(写真は筆者撮影)

旧ユーゴ諸国とアルバニア編(8)

 「六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字を持つ、一つの国家」と称しながら、1990年代初頭に解体した旧ユーゴスラビア社会主義連邦共和国。だがセルビア南部コソボ地域に住むアルバニア人と、彼らが話すアルバニア語は、五つの民族にも四つの言語にもカウントされていなかった。1999年のコソボ紛争を経て、「コソボ」は2008年にセルビアからの独立を宣言したが、今はどうなっているのか? 行かないとわからないその現状。

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藻谷浩介

地域エコノミスト

1964年山口県生まれ。平成大合併前の約3200市町村のすべて、海外105カ国を私費で訪問し、地域特性を多面的に把握する。2000年ごろから地域振興や人口問題に関して精力的に研究、執筆、講演を行う。著書に「デフレの正体」「里山資本主義」ほか多数。国内の鉄道(鉄軌道)全線を完乗した鉄道マニアでもある。