マンション・住宅最前線

「海・夜景・富士山」超高層マンションの眺望3要素

櫻井幸雄・住宅ジャーナリスト
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 超高層マンションには明確な定義がある。「地上60メートル以上」で、階数にするとだいたい20階以上になる。地上60メートルを超える建物は国土交通大臣認定の工法でないと建設できず、60メートル未満の建物より建築基準が厳しい。これが「超高層」とそうでない建物を分ける根拠となっている。

視線ふさがれ買い替える人も

 では、その超高層マンションを購入する人たちが最も重視するポイントは何か。駅からの距離や共用施設も重要だが、超高層マンション、それも上層階を購入する人たちが最も気にしているのは「眺望」だ。

 せっかく高所の住戸を購入するのだから、目の前が開けているか、何が見えるかを大事にしたいわけだ。東京…

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櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。