
女性記者へのセクハラ発言疑惑が週刊誌で報じられた福田淳一財務事務次官について、多くのニュースや議論が伝えられています。平成も30年がたった今、「偉そうな男たちは昭和の時代から相変わらず、女の気持ちを分かろうとしないんだ」と、その底抜けの鈍感さに「深すぎるため息」をついた女性も多いことでしょう。
今回は、テレビ局の女性記者が、取材相手である財務省の事務方トップに取材をするという状況でセクハラが起きました。これは特殊な世界の話で、自分に関係ないと思っていませんか。実は営業職、接客業、看護師、介護士など、「話を聞く」ことが仕事の一部の人には、誰でも起こり得るハラスメントです。
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