トヨタ自動車の中国合弁会社が公開した電気自動車のコンセプトカー=2017年11月17日、赤間清広撮影
トヨタ自動車の中国合弁会社が公開した電気自動車のコンセプトカー=2017年11月17日、赤間清広撮影

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トヨタは「全固体電池」で電気自動車の主役になれるか

村沢義久 / 環境経営コンサルタント

 トヨタ自動車が、「東京モーターショー2017」で、起死回生となりそうな電気自動車(EV)参入計画を発表した。

 2020年代前半までにEV用の「全固体電池」の実用化を目指すというのだ。全固体電池については、韓国サムスンSDIが25年に量産する計画を発表している。また、EV参入を表明したダイソンも、全固体電池を使用するとしている。

 全固体電池は、リチウムイオン電池の一種で、全ての部材を固体で構成する。既存のリチウムイオン電池は電…

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村沢義久

村沢義久

環境経営コンサルタント

1948年徳島県生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院工学系研究科修了。スタンフォード大学経営大学院でMBAを取得後、米コンサルタント大手、べイン・アンド・カンパニーに入社。その後、ゴールドマン・サックス証券バイス・プレジデント(M&A担当)、東京大学特任教授、立命館大学大学院客員教授などを歴任。現在の活動の中心は太陽光発電と電気自動車の推進。