キャリアセンター ここだけの話!?

GW中も休みなし 就活生は志望企業のメールチェック

都内・某共学大進路指導担当
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 ゴールデンウイークの連休が終わった。私たち学生の就活支援部門を含む大学の事務組織は、カレンダー通りに休みを取ったところが多かったようだが、就活生自身や、企業の採用担当者はのんびりと休むわけにもいかない。

 例えば、私の大学の4年生は連休のど真ん中に、ある企業の最終面接を受けた。連休に突入すると、私たちは「親身の指導」をしたくてもできないので、連休前にその会社の役員面接を想定した練習を何度となく繰り返し、学生を送り出した。さて、面接はどうだったか。就活生からはまだ報告がないので、ちょっと心配している。

 就活生は、その会社に就職したOB・OGを探して連絡を取り、面接で過去にどんな質問を受けたか調べたうえで、本番に臨むようにしている。OB・OGがいる会社はそれができるが、先輩がいないところでは手の打ちようがない。このため、就活生たちが自身の面接や選考体験を書き込む「インターネット掲示板」を利用して、情報を収集しているようだ。

 ただ、企業の中には、これまで選考を受けた学生に対し「面接で何を聞かれたか、グループディスカッションでどんな課題が出たか、ネット掲示板には絶対に書き込まないように」とくぎを刺すところもある。同じ質問、同じ課題を出すことで、同じ条件で就活生の力量を測りたいということらしい。

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都内・某共学大進路指導担当

東京都内の共学の大学の「キャリアセンター」に勤めるベテラン大学職員。大学生の就職活動の支援や、進路指導を担当している。