知っておきたい電気自動車

あの日本電産が電気自動車モーターに参入へ

村沢義久・環境経営コンサルタント
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日本電産の研究開発拠点の一つ、滋賀技術開発センター=2009年11月24日、岩崎誠撮影
日本電産の研究開発拠点の一つ、滋賀技術開発センター=2009年11月24日、岩崎誠撮影

 電気自動車(EV)用モーターの分野で動きが活発化している。日本電産は、世界シェア80%のHDD用モーターなど、小型モーターで世界トップ企業だ。ところが、意外なことに電気自動車(EV)との関わりは薄かった。

 日本電産は中国で普及している「低速電動車」などの駆動モーターを手がけてきたが、本格的なEVやプラグインハイブリッド車向けのモーターは扱ってこなかった。その日本電産が、いよいよメインモーターの開発生産に乗り出す。

 2017年9月、日本電産は、EV及びプラグインハイブリッド車向けに、駆動用モーター、ギヤボックス、インバーターを含めた駆動用モーターシステムを新規開発したと発表した。生産開始予定は19年。

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村沢義久

環境経営コンサルタント

1948年徳島県生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院工学系研究科修了。スタンフォード大学経営大学院でMBAを取得後、米コンサルタント大手、べイン・アンド・カンパニーに入社。その後、ゴールドマン・サックス証券バイス・プレジデント(M&A担当)、東京大学特任教授、立命館大学大学院客員教授などを歴任。現在の活動の中心は太陽光発電と電気自動車の推進。