思いを伝える技術

ビジネス文書を書くための「筆記でメモを取る」技術

川井龍介・ジャーナリスト
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 会議やセミナーでの記録をリポート(報告書)としてまとめる作業は、ビジネス社会ではよくあることです。また、取引先とのやりとりを記録し、あとで整理して報告することもよくあります。しかし、これがどうも苦手だという話をよく聞きます。人の話を聞いて、メモして、資料などをもとに全体をまとめる作業です。基本となるのがメモをどう取るかという問題です。

 メモの取り方にもいろいろあります。かつてはドラマの刑事のように、手帳に鉛筆かボールペンで書くのが一般的でした。それがテープレコーダーで録音する方法もとられ、今はICレコーダーが使われています。また、記者会見をテレビで見るとわかるように、聞いた話をすぐパソコンに入力していくこともあります。

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川井龍介

ジャーナリスト

1980年慶応大学法学部卒。新聞記者などを経てフリーのジャーナリスト、ノンフィクションライター。実用的な文章技術を説いた「伝えるための教科書」(岩波ジュニア新書)をはじめ「大和コロニー~フロリダに『日本』を残した男たち」(旬報社)、「フリーランスで生きるということ」(ちくまプリマ―新書)を2015年に出版。このほか「ノーノー・ボーイ」(ジョン・オカダ著、旬報社)の翻訳をてがける。