キャリアセンター ここだけの話!?

売り手市場で続々内定 やっかいなのは親との温度差

都内・某共学大進路指導担当
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 最近、二つのデータが公表された。一つは文部科学省と厚生労働省が5月18日に発表した2018年春に大学を卒業した者の就職率(4月1日)で、前年同期を0.4ポイント上回り、過去最高の98.0%になった。

 これは全国の国公立24大学と私立38大学を抽出調査したもので、就職希望者に対する就職率ということもあり、私たちの実感よりは高めの数字になっている。とはいえ、全国的な「売り手市場」を反映して、これまで以上の就職率になっているのは間違いない。

 もう一つは、就職情報大手企業のリクルートキャリアの就職みらい研究所が5月16日に発表したデータ。こちらは19年春卒予定者、つまり、現4年生が対象で、5月1日現在の就職内定率を速報値で出したもの。それによると、内定率は42.8%で、前年同期の35.1%を7.7ポイント上回り、前回4月1日時点での内定率20.5%からも22.3ポイント上昇している。この1カ月の間に、内定がかなりたくさん出ていることが…

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都内・某共学大進路指導担当

東京都内の共学の大学の「キャリアセンター」に勤めるベテラン大学職員。大学生の就職活動の支援や、進路指導を担当している。