高齢化時代の相続税対策

相続不動産を売却 海外居住者が注意したいトラブル

広田龍介・税理士
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 グローバル化の時代だ。親が亡くなり相続が発生したとき、相続人である子が海外に居住しており、日本にある親の不動産や株式を相続するケースが増えている。こうした場合、注意しなければ思わぬトラブルが生じることもありうる。

売却依頼のため一時帰国

 海外居住10年のYさん(48)は7年前に母が亡くなり、東京都内の不動産物件をいくつか相続した。

 芸術関係の仕事をしているYさんだが、稼ぎは少なく、生活するのがやっとの状態だ。そこで、生活のゆとり…

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広田龍介

税理士

1952年、福島県いわき市生まれ。85年税理士登録。東京・赤坂で広田龍介税理士事務所を開設。法人・個人の確定申告、相続税申告、不動産の有効活用などを中心に幅広くコンサルティング活動を続けている。相続税に関する講演やセミナーも開催している。