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あなたが毎月貯蓄する金額を導き出す「基本公式」

岩城みずほ・ファイナンシャルプランナー

 会社員のA介さん(38)は、3年前に5000万円の新築マンションを30年ローンで購入しました。妻は専業主婦で、小学6年と4年の2人の子供が私立中学受験のために進学塾に通っています。なかなか貯蓄ができない状況で、教育費をいくらためればよいか、老後資金はいくらあれば安心なのかと私のところに相談に来ました。

 基本的にお金は、「教育費」「老後資金」などと目的ごとにためる必要はありません。前回紹介した「必要貯蓄率」から求めた金額を毎月貯蓄し、必要に応じて取り崩せばよいのです。まずは、自分が現在の手取り収入のうちどのくらいを貯蓄していくかを決めることが大切です。貯蓄する額は、「基本公式」で簡単に求められます。今回は、この公式についてお伝えします。

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ファイナンシャルプランナー

CFP認定者、社会保険労務士、MZ Benefit Consulting 代表取締役、オフィスベネフィット代表、NPO法人「みんなのお金のアドバイザー協会」副理事長。金融商品の販売によるコミッションを得ず、顧客本位の独立系アドバイザーとして、家計相談、執筆、講演などを行っている。著書に「結局、2000万円問題ってどうなったんですか?」(サンマーク出版)など多数。