
今年3月22日、米南部の州都が身代金要求型ウイルス(ランサムウエア)を使ったサイバー攻撃を受けた。この市は複数の行政サービスアプリが使用不能になったと発表した。
この市の13の部署のうち、五つの部署の行政サービスが打撃を受けた。直撃を受けた行政サービスは、各種料金支払いシステム、警察の記録システム、裁判所の情報システム、インフラのメンテナンス要請処理システムなどである。住民は、数日間にわたり水道料金の支払いができなくなった。
攻撃者は、ウイルスに感染し、暗号化されてしまったコンピューター1台あたりの復旧に0.8ビットコイン(約73万円)、システム全体の復旧に6ビットコイン(約548万円)を要求した。
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