ニッポン金融ウラの裏

「経営苦の地銀」いま社外取締役が果たすべき役割とは

浪川攻・金融ジャーナリスト
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金融庁=2014年6月、根岸基弘撮影
金融庁=2014年6月、根岸基弘撮影

 地域金融機関の経営が厳しさを増すなかで、金融庁は、地方銀行の取締役会などのあり方、ガバナンスの発揮に疑問を呈し始めている。厳しい経営環境を踏まえた経営戦略、経営改革が明確にならないことに対する金融庁のいら立ちをみることもできよう。

 地銀のほとんどは、東証に株式を上場している。一方、第二地銀の前身だった旧相互銀行は非上場のところも多かったが、当時の大蔵省が進めた普通銀行への転換政策のもとで、そのほとんどが株式上場を果たした。

 金融庁・東京証券取引所が近年導入したコーポレートガバナンス・コードでは、上場企業はガバナンス機能の…

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浪川攻

金融ジャーナリスト

1955年、東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカーを経て、金融専門誌、証券業界紙、月刊誌で記者として活躍。東洋経済新報社の契約記者を経て、2016年4月、フリーに。「金融自壊」(東洋経済新報社)など著書多数。