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定年後の再雇用 条件の柔軟さで「やる気を引き出す」

エコノミスト編集部
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「働き方改革でも競う時代」と話す味の素AGFの品田英明社長
「働き方改革でも競う時代」と話す味の素AGFの品田英明社長

 定年後の再雇用者をどう処遇するか--。人手不足のなか、シルバー人材の活用は企業にとって喫緊の課題だ。定年後の給料減は最高裁も認めたが、人事の現場では、やる気を引き出す柔軟な仕組みが模索されている。週刊エコノミスト6月19日号よりお届けする。

週休3日制を導入

 定年後の再雇用者の賃金引き下げの是非が争われ、企業の人事担当者の注目を集めたのが長沢運輸訴訟だ。6月1日に最高裁は、定年後再雇用という「特別な事情」においては、定年前に同じ仕事をしていても賃金カットが一律に違法ではないとの判断を下し、企業側には一定の安心感を与えた。

 ただ、人手不足が深刻化する中、経験豊富なシルバー人材をいかに活用するかは、企業にとっての重要な課題…

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エコノミスト編集部

藤枝克治編集長率いる経済分野を中心として取材、編集するチーム。経済だけでなく社会、外交も含め幅広く取材する記者の集団であり、各界の専門家にコラムや情報提供を依頼する編集者の集団でもある。