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「高度プロフェッショナル制度」のごまかしとカラクリ

位川一郎・毎日新聞紙面審査委員
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参院本会議で働き方改革関連法案に関する質問を聞く安倍晋三首相=2018年6月4日、川田雅浩撮影
参院本会議で働き方改革関連法案に関する質問を聞く安倍晋三首相=2018年6月4日、川田雅浩撮影

 「高度プロフェッショナル制度」を盛り込んだ働き方改革関連法案が、今国会で成立するとみられています。野党、労組、過労死遺族から「過労死を促進する」「定額働かせ放題」などと批判を浴びながら、政府・与党はなぜこの制度にこだわるのでしょう。

 「高プロ」と略称で呼ばれるこの制度は、高収入の一部専門職を労働時間規制の対象から外す制度です。導入する理由を政府がどう説明しているか、毎日新聞の記事で確認してみました。

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位川一郎

毎日新聞紙面審査委員

 1957年広島県生まれ。東京大経卒。81年埼玉新聞社入社。88年毎日新聞社入社。水戸支局、経済部、総合メディア事業局、地方部などを経て、2004~10年経済部編集委員。国土交通省、農水省、総務省などを担当し、ライブドア騒動、米国産牛肉の輸入再開、公共事業問題などを取材。13年から現職。