ニュースをウラ読み

絶望的な財政状況で異彩を放ったコラムの税制改革論

位川一郎・毎日新聞紙面審査委員
  • 文字
  • 印刷
「骨太の方針」の閣議決定後、記者の質問に答える麻生太郎財務相(右)=2018年6月15日、梅村直承撮影
「骨太の方針」の閣議決定後、記者の質問に答える麻生太郎財務相(右)=2018年6月15日、梅村直承撮影

 政府は6月15日に経済財政運営の基本方針「骨太の方針」を閣議決定し、そこに新しい財政健全化計画を盛り込みました。財政健全化の指標である「基礎的財政収支(プライマリーバランス)」を黒字化する時期を従来の2020年度から25年度に5年先送りし、社会保障費の増加を抑える数値目標は見送るというものです。

 これに対して、新聞各紙は以下のような厳しい評価をしました。

 「1000兆円超の借金に対する危機感がまるで欠けている」(毎日新聞6月17日社説)

この記事は有料記事です。

残り1252文字(全文1473文字)

   

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら

位川一郎

毎日新聞紙面審査委員

 1957年広島県生まれ。東京大経卒。81年埼玉新聞社入社。88年毎日新聞社入社。水戸支局、経済部、総合メディア事業局、地方部などを経て、2004~10年経済部編集委員。国土交通省、農水省、総務省などを担当し、ライブドア騒動、米国産牛肉の輸入再開、公共事業問題などを取材。13年から現職。