東芝問題リポート

東芝「株主619人の寂しい株主総会」は静かに閉会

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東芝の株主総会の会場に入る株主=千葉市美浜区の幕張メッセで2018年6月27日、今沢真撮影
東芝の株主総会の会場に入る株主=千葉市美浜区の幕張メッセで2018年6月27日、今沢真撮影

 東芝は6月27日、千葉市美浜区の幕張メッセで定時株主総会を開いた。4月に会長兼最高経営責任者(CEO)に就任した車谷暢昭(くるまたに・のぶあき)氏が初めて総会に出席し、「現在、全社変革計画であるネクストプランを策定中であり、年内にお示しする」と説明した。

 綱川智社長が議長として進行役を務めた。綱川社長は冒頭、「増資やその他の施策で債務超過は解消したが、2018年3月期末の分配可能額はマイナスとなった。このため、配当がゼロ円となったことを深くおわび申し上げます」と述べ、2015年3月期の期末配当から無配が続いていることを陳謝した。

 株主との質疑に先立ち、事前に届いた質問への一括回答を行った。そのなかで「東証1部への復帰時期は?」との質問があった。東芝は17年8月に東証1部から2部に指定替えされている。「証券取引所の規定で1部復帰の要件が定められており、取引所が判断することだが、可能な限り早期に1部に復帰できるよう、内部管理体制の改善に努めたい」と回答した。

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長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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