艶めく赤色と、素材を引き立てる鮮烈な風味が特徴の「剣崎なんば」=小高朋子撮影
艶めく赤色と、素材を引き立てる鮮烈な風味が特徴の「剣崎なんば」=小高朋子撮影

社会・カルチャー「この人、この土地」だから生み出せる一品

石川・白山 幻の唐辛子「剣崎なんば」の辛さと甘み

小高朋子 / 旅食ライター・カメラマン

 「剣崎なんば」は、石川県白山市剣崎町を中心に戦前から栽培されてきた唐辛子だ。さやが細長くとがっていて、大きいもので15センチほどになる。艶めく赤色と、素材を引き立てる鮮烈な風味が特徴だ。素手で調理すると皮膚が痛くなるほどの刺激的な辛さだが、口にすると辛さの後にほのかな甘みが残り、唐辛子独特の香りがクセになる。

この記事は有料記事です。

残り1605文字(全文1761文字)

小高朋子

小高朋子

旅食ライター・カメラマン

1982年、神奈川県生まれ。アパレル業界、映像製作会社を経て、フリーランスに。持続可能なモノづくりの可能性を求めて各地を巡り、地域の食文化、工芸品、産業などを取材し、写真、映像も用いてその魅力を紹介している。現在、農業者向けのビジネススクール(オンラインアグリビジネススクール)にかかわり、各地の農業現場の取材を担当。旅と、おいしい食べものと日本酒が何よりも好き。

イチ押しコラム

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
地下化されたワルシャワ中央駅上の広場。スターリン建築と民主化後のビルが林立する(写真は筆者撮影)

西に移動させられた国ポーランド 首都ワルシャワの今

 ◇ポーランド・ワルシャワ編(1) 36年前、高校の文化祭のディベートで、「史上最大の英雄は誰か」というお題に、「ポーランドで共産…

メディア万華鏡
週刊文春11月1日号

メディア騒がすドタキャン沢田研二の「格好いい老後」

 騒ぎ過ぎじゃないか。取り上げ方の息もなんだか長い。ジュリーこと沢田研二さん(70)が、10月17日にさいたまスーパーアリーナで予…

職場のトラブルどう防ぐ?

「部下の夫から連日クレーム」42歳女性上司の困惑

 A美さん(42)は、夫が院長を務めるクリニックの事務長を務めています。2カ月前から経理担当として働いているB子さん(33)の夫か…

ニッポン金融ウラの裏

進む「キャッシュレス化」誰が責任を負っているのか

 キャッシュレス決済を巡る論議が高まり続けている。政府も外国人旅行者の増大を踏まえて、キャッシュレス化推進の旗を振り続けている。社…

知ってトクするモバイルライフ
デザインや機能を一新した「iPadプロ」。左が11型、右が12.9型

新「iPadプロ」はホームボタンなくして超高性能

 アップルは、米ニューヨークで10月30日(現地時間)、「iPadプロ」の新モデルを発表した。11月7日に発売される予定で、価格は…