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収入のない専業主婦でもイデコが節税策になる理由

渡辺精一・経済プレミア編集部
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 個人型の確定拠出年金「イデコ(iDeCo)」の特徴は手厚い税制優遇策にある。大手金融機関のイデコ担当者は「制度の仕組みが一般にわかりにくいが、店舗や職域でメリットを説明すれば、ほとんどの人が加入に前向きになる」という。ただし例外は専業主婦だ。「説明するほど、関心が遠のく人も増えてくる」

 なぜか。イデコの税制優遇策は「入口・途中・出口」の3段階で用意されている。(1)入り口=掛け金が非課税(2)途中=運用益が非課税(3)出口=受け取り時に一定部分が非課税--の三つだ。このうち最もメリットの大きいのは(1)だが、収入のない専業主婦はそれが生かせないためだ。

 (1)は簡単にいえば、掛け金を積み立てると「所得税・住民税が減る」仕組みだ。

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渡辺精一

経済プレミア編集部

1963年生まれ。一橋大学社会学部卒、86年毎日新聞社入社。大阪社会部・経済部、エコノミスト編集次長、川崎支局長などを経て、2014年から生活報道部で生活経済専門記者。18年4月から現職。ファイナンシャルプランナー資格(CFP認定者、1級FP技能士)も保有。