マンション・住宅最前線

東急田園都市線沿線で最後の「穴場マンション」を探す

櫻井幸雄・住宅ジャーナリスト
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「リストレジデンス高津」の外観(完成予想図)
「リストレジデンス高津」の外観(完成予想図)

 昭和から平成にかけてのバブル期、横浜市青葉区のたまプラーザ駅周辺が住宅地として地価上昇率日本一となったことなどから、東京急行電鉄・田園都市線は全国的な注目を集めた。しかし、東京都渋谷区の渋谷駅から神奈川県大和市の中央林間駅を結ぶ約31キロの沿線に、かつての人気はない。

割安感際立ち「穴場」そろそろ終わりに

 東急田園都市線沿線の一部地域は坂道がきつく、また、通勤時の混雑ぶりを敬遠する人が増えたことで、一時は不動産価格が大きく下落した。その後、二子玉川駅周辺のように人気も価格も大きく上昇している場所もあるが、多摩川を越えて神奈川県に入ると、価格水準は低い状態で安定している。

 東急田園都市線と同様に東京都と神奈川県を結ぶ東急東横線沿線では不動産価格上昇が続いているのと比べる…

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櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。