人生に必要な「おカネの設計」

老後生活のためのリスク資産 いくらまでなら大丈夫?

岩城みずほ・ファイナンシャルプランナー
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 老後不安を拭い去るためには、「必要貯蓄率」に応じて着実に老後資金をためていくことが大切です。この必要貯蓄率を決めるのは、お金の問題を考えるための「五つのステップ」の一つ目です。

 必要貯蓄率を達成できれば、目標の貯蓄額(老後資金)をためられますが、現役時代からまとまった貯蓄を利息の少ない預貯金に入れ続けるのは効率的ではありません。私は、貯蓄は預貯金だけでなく運用することも重要だと考えています。

 今回は、「五つのステップ」の中のステップ2として、貯蓄などの資産全体の中で、運用などにあてる「リスク資産」をどれくらい持つか決める方法を紹介します。「運用、投資」と聞くだけで身構えてしまう人もいますが、難しく考える必要はありません。預貯金がある程度たまったら、自分のリスクに対する姿勢、耐性を確認しながら、株式などの資産を積み立てていきます。

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岩城みずほ

ファイナンシャルプランナー

CFP認定者、オフィスべネフィット代表、NPO法人「みんなのお金のアドバイザー協会(FIWA)」副理事長。金融商品の販売によるコミッションを得ず、中立的な立場で顧客の利益を最大限にするコンサルティングを実践し、講演や執筆活動も行っている。著書に「人生にお金はいくら必要か」(共著、東洋経済新報社)、「やってはいけない!老後の資産運用」(ビジネス社)などがある。