
テレビ朝日の女性記者へのセクハラ問題で福田淳一前財務事務次官が辞任して約3カ月がたつ。この間、性暴力やセクハラを特集する雑誌・業界誌が目立った。
「世界」(岩波書店)8月号は「セクハラ・性暴力を許さない社会へ」、「現代思想」(青土社)7月号は「性暴力=セクハラ--フェミニズムとMeToo」、日本新聞協会発行の「新聞研究」7月号は「セクハラ問題とメディア」。「ジャーナリズム」(朝日新聞)7月号は「財務次官セクハラ問題とメディア」と題する座談会を企画した。
問題発覚当初、男性の発言は少なかったし、あっても「ハニートラップだ」とか「セクハラ罪という罪はない」とか妄言のようなものだったので、男性からの発信に注目した。
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