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親の面倒を見る時の預貯金管理 トラブル多発の実態

エコノミスト編集部
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 親の預貯金を使い込んでしまうと、死後に兄弟姉妹間でもめ事のタネになる。40年ぶりの相続法の改正で、使い込んだ預貯金も遺産とみなされることとなった。週刊エコノミスト8月7日号の巻頭特集「変わる!相続法」よりお届けする。【小堀球美子法律事務所弁護士・小堀球美子】

同居人のどんぶり勘定が争いに

 親が高齢で亡くなる場合、体が弱っているために預貯金などの自分のお金を、自身では管理できない状況になることがしばしばある。そんな時、親は介護などの助けを必要とし、親族や、近しい人に金銭の管理を任せる場合がある。

 特に多いのが、頼りにしている同居の子や自分の介護をしてくれる子に管理を委ねるケースだ。通常、子は親…

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エコノミスト編集部

藤枝克治編集長率いる経済分野を中心として取材、編集するチーム。経済だけでなく社会、外交も含め幅広く取材する記者の集団であり、各界の専門家にコラムや情報提供を依頼する編集者の集団でもある。