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面倒な相続手続きが少しだけラクに 活用したい新制度

渡辺精一・経済プレミア編集部
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変わる相続(5)

 相続が発生すると、亡くなった人(被相続人)の財産を相続人の名義に変える必要がある。手続きには手間がかかるが、それを軽減する「法定相続情報証明制度」が昨年5月に導入された。相続手続き以外で使うことが少ないため認知度はあまり高くない。仕組みを知っておきたい。

相続手続きはなぜ面倒なのか

 名義変更の手続きは二つの段階からなり、それぞれ手間がかかる。

 第1段階は「集める」。亡くなった人の出生から死亡まで一生分の戸籍謄本(除籍謄本も含む)と、相続人全…

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渡辺精一

経済プレミア編集部

1963年生まれ。一橋大学社会学部卒、86年毎日新聞社入社。大阪社会部・経済部、エコノミスト編集次長、川崎支局長などを経て、2014年から生活報道部で生活経済専門記者。18年4月から現職。ファイナンシャルプランナー資格(CFP認定者、1級FP技能士)も保有。