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「大阪北部地震」露呈したモノレールとインフラの弱点

中村智彦・神戸国際大学教授
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23日にいったん運行再開した大阪モノレール=2018年6月23日、久保玲撮影
23日にいったん運行再開した大阪モノレール=2018年6月23日、久保玲撮影

 今年、関西地方は立て続けに地震と台風に襲われた年として記憶されるだろう。6月18日午前7時58分ごろ、大阪府北部で最大震度6弱の地震が発生。その影響で北部を中心に鉄道路線が運休したが、多くの路線は翌日から通常ダイヤで運転を再開した。

 しかし、大阪府の北西部と中央部を結ぶ大阪モノレールは18日から運休し、いったん23日に運転を再開したものの、車両部品の不具合が発見され、24日に終日運転を休止。その後もダイヤが乱れ、完全復旧したのは29日午前11時以降だった。運休が長期に及び、利用客に大きな影響が出た。今回は、地震で露呈したモノレールの弱点と北摂地区のインフラへの懸念について考えてみたい。

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中村智彦

神戸国際大学教授

1964年、東京都生まれ。88年、上智大学文学部卒業。96年、名古屋大学大学院国際開発研究科博士課程修了。外資系航空会社、シンクタンクで勤務。大阪府立産業開発研究所、日本福祉大学経済学部助教授を経て、現職。専門は中小企業論と地域経済論。中小企業間のネットワーク構築や地域経済振興のプロジェクトに数多く参画し、TBS系「坂上&指原のつぶれない店」にも出演。