メディア万華鏡

「生産性ない」発言の杉田水脈議員も差別されている?

山田道子・元サンデー毎日編集長
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自民党本部前で杉田水脈議員の辞職を求めて抗議する人々=2018年7月27日、宮間俊樹撮影
自民党本部前で杉田水脈議員の辞職を求めて抗議する人々=2018年7月27日、宮間俊樹撮影

 「指導」で終わり? 月刊誌「新潮45」8月号に「『LGBT』支援の度が過ぎる」を寄稿した自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)への“処分”。これまで差別発言で辞任・辞職した閣僚・国会議員がいるのに、こんな軽い対応で済ませること自体、安倍政権・自民党がLGBTなど性的少数者を差別している証しではないだろうか。

 「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子どもを作らない、つまり『生産性』がないのです」という杉田氏の寄稿をめぐってはさまざまに報じられたが、二つ教訓があった。

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山田道子

元サンデー毎日編集長

1961年東京都生まれ。85年毎日新聞社入社。社会部、政治部、川崎支局長などを経て、2008年に総合週刊誌では日本で最も歴史のあるサンデー毎日の編集長に就任。総合週刊誌では初の女性編集長を3年半務めた。その後、夕刊編集部長、世論調査室長、紙面審査委員。19年9月退社。