サイバー攻撃の脅威

「ゾンビ襲来!」緊急放送が流れた米TV視聴者の反応

松原実穂子・NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト
  • 文字
  • 印刷

 2013年2月11日月曜日の午後、米モンタナ州北部で放映されていたテレビ局のトークショーがブザー音でいきなり中断された。

 「市当局によると、死者が墓から立ち上がり、生きている人たちを襲っています。情報が入り次第お知らせしますので、テレビ画面の指示に従ってください。とても危険なため、近づいたり、取り押さえたりしようとはしないでください」とのメッセージが表示され、男性の声で読み上げられた。映像は流れなかった。

 この放送はハッキングによる偽の警告だった。この日ミシガン州やニューメキシコ州、カリフォルニア州でも…

この記事は有料記事です。

残り925文字(全文1180文字)

   

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら

松原実穂子

NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト

早稲田大学卒業後、防衛省で9年間勤務。フルブライト奨学金により米ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院で修士号取得。その後、米シンクタンク、パシフィックフォーラムCSIS(現パシフィックフォーラム)研究員などを経て現職。国内外で政府、シンクタンクとの意見交換やブログ、カンファレンスを通じた情報発信と提言に取り組む。