ニッポン金融ウラの裏

「削減? 外部委託?」ATM戦略転換迫られる銀行

浪川攻・金融ジャーナリスト
  • 文字
  • 印刷

 銀行業界で現金自動受払機(ATM)戦略の見直しが加速してきた。たとえば、メガバンクの一角、三菱UFJ銀行は2023年度までにATM設置台数を20%削減する検討に入ったという。他の銀行でも追随の動きが出ておかしくない。だが、単なるコスト削減だけの戦略では、利用者の利便性を損ない反発される恐れもある。銀行にとって、知恵の勝負となりそうだ。

 そもそもATM戦略は、銀行の支店窓口の混雑解消という目的で拡大してきた。そして、人員を配置した支店…

この記事は有料記事です。

残り1115文字(全文1334文字)

   

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら

浪川攻

金融ジャーナリスト

1955年、東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカーを経て、金融専門誌、証券業界紙、月刊誌で記者として活躍。東洋経済新報社の契約記者を経て、2016年4月、フリーに。「金融自壊」(東洋経済新報社)など著書多数。