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「3200億円も!」首都高地下化で日本橋に青空は戻るか

位川一郎・毎日新聞紙面審査委員
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東京・日本橋。橋の上を首都高の道路が走っている=位川一郎撮影
東京・日本橋。橋の上を首都高の道路が走っている=位川一郎撮影

 青空は戻るのか。頭上を走る首都高速道路を地下に移す事業が動き出した日本橋(東京都中央区)を、改めて見に行きました。地下化で景色がどう変わりそうかを直接確かめたいと考えたからです。

 日本橋の上の首都高が開通したのは前回の東京五輪に合わせた1964年。やがて地元の企業などから「青空が見えない」「やぼだ」と嘆く声が出るようになったといいます。2001年には、当時の扇千景国土交通相が「高架に覆われた日本橋の景観を一新する」と発言し、地下化の構想が浮上しました。

 一方、首都高は老朽化対策が急務になってきました。国交省は昨年7月、日本橋周辺で進む都市再開発と連携…

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位川一郎

毎日新聞紙面審査委員

 1957年広島県生まれ。東京大経卒。81年埼玉新聞社入社。88年毎日新聞社入社。水戸支局、経済部、総合メディア事業局、地方部などを経て、2004~10年経済部編集委員。国土交通省、農水省、総務省などを担当し、ライブドア騒動、米国産牛肉の輸入再開、公共事業問題などを取材。13年から現職。