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リース会社を震撼させる企業の「国際会計基準」適用

エコノミスト編集部

 会計基準の足並みをそろえようとする世界の潮流に、独自路線の日本も逆らえない状況になってきた。週刊エコノミスト8月28日号の巻頭特集「役立つ会計」よりお届けする。

リースの基準変更が波紋広げる

 国際会計基準(IFRS)の適用拡大の流れにリース業界が動揺している。

 リース活用を縮小する動きが広がると、経済成長に大きな影響が及ぶことが懸念される--。リース会社でつくる「リース事業協会」は7月18日、ホームページで「わが国リース会計基準の検討に対する見解」を公表、リースを巡るIFRSの会計基準変更が日本基準にも波及する動きをけん制した。

 工場設備からパソコンまでさまざまな機器を企業が貸し出す「オペレーティングリース」は、現在の日本の会…

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エコノミスト編集部

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藤枝克治編集長率いる経済分野を中心として取材、編集するチーム。経済だけでなく社会、外交も含め幅広く取材する記者の集団であり、各界の専門家にコラムや情報提供を依頼する編集者の集団でもある。