人生に必要な「おカネの設計」

資産運用のために知っておきたい「72の法則」とは

岩城みずほ・ファイナンシャルプランナー
  • 文字
  • 印刷

 老後に向けた資産運用は、安定的に資産全体が増えていくよう、効率的に自分で管理することが大切です。会社員のA太さん(36)と妻B代さん(36)は、資産運用をスタートするにあたって、無リスク運用とリスク運用の配分をしっかりと守っていくことを互いに約束しました。A太さん夫妻は共働きで、手取り年収は合わせて600万円、現在約300万円の貯蓄があります。

 無リスク運用とは、リスクを取らない資産で運用していくことです。現在の貯蓄額300万円は、手を付けずに普通預金に置いておきます。そして、毎月の必要貯蓄額12万3000円から、6万7000円を普通預金に貯蓄していき、50万円たまるごとに個人向け国債の「変動10年」を購入することにしました。普通預金と変動10年は無リスク運用です(前回参照)。

この記事は有料記事です。

残り1376文字(全文1720文字)

岩城みずほ

ファイナンシャルプランナー

CFP認定者、オフィスべネフィット代表、NPO法人「みんなのお金のアドバイザー協会(FIWA)」副理事長。金融商品の販売によるコミッションを得ず、中立的な立場で顧客の利益を最大限にするコンサルティングを実践し、講演や執筆活動も行っている。著書に「人生にお金はいくら必要か」(共著、東洋経済新報社)、「やってはいけない!老後の資産運用」(ビジネス社)などがある。