戦前の日本には、「公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵」という華族制度があり、公的に認められた名家が存在した。戦後は、華族制度が廃止されたため、どの家をもって名家とするかの判断は難しい。だが、少なくとも名家として外すことのできない家の一つが、群馬県館林市の正田家だろう。いうまでもなく皇后陛下の実家である。江戸時代には館林の豪商で、近代に入ってからは日清製粉の創業家として知られている。
この記事は有料記事です。
残り1189文字(全文1379文字)
投稿にはログインが必要です。
注目コンテンツ