職場のトラブルどう防ぐ?

幹部候補の転職者が期待はずれ? 町工場社長の悩み

井寄奈美・特定社会保険労務士
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 A夫さん(55)は、従業員数約40人の工業用部品製造会社の経営者です。2カ月前に技術部長候補として採用したB輔さん(46)の処遇について悩んでいます。A夫さんの会社では、就業規則で3カ月の試用期間を定めていますが、B輔さんを本採用すべきかどうか判断しかねているのです。

人材紹介会社を介して採用した管理職候補

 B輔さんは大手製造業に約20年勤務しましたが、組織再編に合わせた早期退職制度で離職しました。その後、半年ほどは仕事をしていませんでしたが、リタイアするには早いことや老後の生活資金のことを考え、再就職先を探していました。

 A夫さんは人材紹介会社を通じてB輔さんを採用しました。B輔さんの年収は以前の70%ほどになりますが…

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井寄奈美

特定社会保険労務士

大阪市出身。2015年、関西大学大学院法学研究科博士前期課程修了。現在、大阪大学大学院法学研究科博士後期課程在籍中(専攻:労働法)。01年、社会保険労務士資格を取得。会計事務所勤務などを経て06年4月独立開業。井寄事務所(大阪市中央区)代表。著書に『トラブルにならない 小さな会社の女性社員を雇うルール』(日本実業出版社)など。http://www.sr-iyori.com/