しょうゆは、小麦や大豆を原料とする麹(こうじ)に食塩水を加え、発酵させて搾ることでできる。日本独特の調味料だが、今では海外にも進出し、「soy sauce」は北米を中心に浸透しつつある。
しょうゆには、関東の「濃い口」、関西の「薄口」と、愛知や岐阜で使われる「溜(たまり)」の大きく3種類がある。このうち濃い口の産地として知られるのが、千葉県銚子市と野田市だ。中でも野田市は一大産地として有名である。そして、野田のしょうゆを支えているのが、キッコーマン創業家の茂木家とその一族だ。
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