経済プレミア・トピックス

黒田日銀総裁が「物価目標2%」にこだわり続ける理由

編集部
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記者会見する日銀の黒田東彦総裁=2018年9月19日、竹下理子撮影
記者会見する日銀の黒田東彦総裁=2018年9月19日、竹下理子撮影

 安倍晋三首相が大規模金融緩和の正常化に関し、今後3年で道筋をつけると表明したことに関し、日銀の黒田東彦総裁は9月19日の記者会見で、物価目標の達成に全力を尽くす姿勢を強調した。そして出口戦略については「あくまでも2%を達成してから」との考えを示した。

 まず、黒田総裁が言及した「物価目標」を説明する。政府・日銀は2013年1月に共同声明を発表し、物価目標を消費者物価の前年比上昇率2%とし、できるだけ早期に実現すると宣言した。日銀は2年をメドに目標を達成するとして同4月に大規模金融緩和を始めた。

 それから5年5カ月たち、2%が見通せないまま大規模緩和の副作用が強まった。安倍首相は9月14日、自…

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編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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