スルガ銀行 不正の構図

スルガ銀に届いた「スマートデイズ告発!」衝撃の文書

編集部
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 スルガ銀行の不正融資の舞台となったシェアハウス購入者への融資は、2014年に本格的に拡大し、15年から16年にかけて最も多くの融資を実施した。その早い段階で、実はシェアハウス運営会社の危ない実態を告発する内部文書が銀行に届いていた。スルガ銀行はこの告発をどう受け止めたのか。第三者委員会がまとめた調査報告書に基づき、経緯を再現する。

 内部告発文書は15年2月、スルガ銀行のお客様相談センターにファクスで届いた。「お取引先に関するご報告」という題名がついていた。「かぼちゃの馬車」などの名称でシェアハウス事業を行っていたスマートデイズ(当時の社名はスマートライフ)の実質的なオーナーの過去と、シェアハウス事業の実態を暴露し、警告していた。その概要を当編集部でわかりやすく補足して紹介する。

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長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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