
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、掛け金を出すことで所得税、住民税が節税できる▽運用中の値上がり益や分配金への課税がない▽年金を受け取る時に控除がある──という三つの税制優遇があります。会社員のA太さん(36)と共働きの妻、B代さん(36)は、iDeCoを運用の一つとして利用することにしました。2人の手取り年収は合わせて600万円、現在約300万円の貯蓄があり、4歳と1歳の子供がいます。
ただB代さんは、「投資信託で運用するiDeCoで、もし自分が口座を開設した金融機関が潰れたらどうなるのか?」が不安だそうです。今回は、この疑問に答えながら、iDeCoだから得られる「複利の効果」を説明します。
この記事は有料記事です。
残り1429文字(全文1731文字)
投稿にはログインが必要です。
注目コンテンツ