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税制優遇だけじゃないiDeCoの強み「複利の効果」

岩城みずほ・ファイナンシャルプランナー

 iDeCo(個人型確定拠出年金)は、掛け金を出すことで所得税、住民税が節税できる▽運用中の値上がり益や分配金への課税がない▽年金を受け取る時に控除がある──という三つの税制優遇があります。会社員のA太さん(36)と共働きの妻、B代さん(36)は、iDeCoを運用の一つとして利用することにしました。2人の手取り年収は合わせて600万円、現在約300万円の貯蓄があり、4歳と1歳の子供がいます。

 ただB代さんは、「投資信託で運用するiDeCoで、もし自分が口座を開設した金融機関が潰れたらどうなるのか?」が不安だそうです。今回は、この疑問に答えながら、iDeCoだから得られる「複利の効果」を説明します。

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ファイナンシャルプランナー

CFP認定者、社会保険労務士、MZ Benefit Consulting 代表取締役、オフィスベネフィット代表、NPO法人「みんなのお金のアドバイザー協会」副理事長。金融商品の販売によるコミッションを得ず、顧客本位の独立系アドバイザーとして、家計相談、執筆、講演などを行っている。著書に「結局、2000万円問題ってどうなったんですか?」(サンマーク出版)など多数。