キャリアセンター ここだけの話!?

メガバンクが女子学生の「学校推薦枠」廃止の衝撃

都内・某共学大進路指導担当
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 10月上旬、女子学生を多く抱える共学校や女子大学の間でちょっとした“衝撃”が走った。あるメガバンクが、次年度(2020年春採用。現3年生が対象)から一般職(女子)の「学校推薦」による採用を「終了する」と通告してきたからだ。

 多くの企業は基本的に自由応募あるいは公募によって新入社員を採用している。ただ、「有能な人材を確実に採用できる」仕組みとして「学校推薦」制度がある。例えば、銀行の一般職(女子)や理系の研究職の採用などでは、この仕組みが長年とられてきた。

 この制度は、キャリアセンターや就職部といった大学の就職支援部門が「窓口」となり、企業からの求人情報を学内で告知して人選を行う。

 大学がその就活生を「推薦」する形を取るため、企業の側は有能な人材を確保でき、大学側は一定数の内定が見込める。この仕組みでは、内定をもらった就活生は(内定)辞退ができない、というルールを設けているところが大半だ。

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都内・某共学大進路指導担当

東京都内の共学の大学の「キャリアセンター」に勤めるベテラン大学職員。大学生の就職活動の支援や、進路指導を担当している。