世界のお墓

米テネシー州の家を墓にしたエルビス・プレスリー

長江曜子・聖徳大学教授
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エルビス・プレスリー=1975年12月31日撮影(UPI)
エルビス・プレスリー=1975年12月31日撮影(UPI)

 葬送を文化としてとらえる手がかりとして、世界遺産になったお墓や、世界的な著名人のお墓など、私が実際に現地を訪れたことがある有名なお墓をいくつか紹介しよう。

自宅裏庭の埋葬地に土葬

 アメリカを代表するロックスター、エルビス・プレスリーは、米テネシー州メンフィスの自宅「グレースランド」に眠っている。自宅がテーマパークと化しており、ピンクのキャデラックや、自家用機の展示、一部屋ごとに特徴のある自宅の部屋には、プレスリーの衣装や遺品、ゴールドディスクが多数飾られている。

 プレスリーが急死したのは、1977年、42歳のことだった。遺体は自宅のバスルームで発見された。

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長江曜子

聖徳大学教授

1953年茨城県生まれ。加藤組・石匠あづま家社長。明治大大学院・共立女子大大学院博士課程修了。家業の石材店を経営するかたわら、世界45カ国を回りお墓の比較研究を行う。日本における墓地と葬送研究の第一人者として、日本葬送文化学会会長を長く務めた。現在、聖徳大学生涯学習研究所長を務める。「21世紀のお墓はこう変わる」(朝日ソノラマ)、「臨終デザイン」(明治書院)など著書多数。