スルガ銀行 不正の構図

「シェアハウスは社会貢献」社長の偽善と甘いワナ

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会社員のBさんが購入したシェアハウス
会社員のBさんが購入したシェアハウス

シェアハウスの購入者たち(4)

 「『家賃0円・空室有』でも儲(もう)かる不動産投資」との本がある。著者は大地則幸スマートデイズ(当時の社名はスマートライフ)元社長。2016年8月にダイヤモンド社から出版された。スマートデイズのシェアハウス事業が急伸していると宣伝する内容だ。

 大地氏は、シェアハウスに入居する女性に仕事を紹介し、企業から紹介手数料をもらい収益の柱にすると説明。「若い女性に住まいと仕事を提供する社会貢献だ」と胸を張っている。出版から1年5カ月後には事業が行き詰まり、大地社長は退任する。後には1億円前後の借金を背負った700人を超すシェアハウス購入者が残された。

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長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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